厚板

厚板とは 鋼板の厚みに対する定義としては3㎜以下のものを薄板、3㎜以上6㎜未満を中板、6㎜以上を厚板として定義しています。また150㎜以上は極厚板と呼ばれます。 鋼板とは板状に加工された鋼のことを言い、いろいろな厚みの鋼板が多種多様な用途や構造物に加工されています。 切る、組立てる、溶接する、曲げる、加工する、熱処理する、塗装するといった製作工程を経て人々の生活に大きく係わっています。 ところで、板の厚みの規格は何を基準としているのでしょうか。 1.2、1.6、2.3、3.2㎜と何とも中途半端なミリメートル単位となっております。 鉄の歴史は古く、昔の基準であったインチサイズをミリ単位に変換させたものと言われており、現在もインチサイズの名残が営々と現在に受け継がれているわけです。また、板の規格サイズ(大きさ)も同様です。