日本産業規格(Japanese Industrial Standards)
日本産業規格は、産業標準化法に基づき、認定標準作成機関の申し出又は日本産業標準調査会(JISC)の答申を受けて主務大臣が制定する規格であり、日本の国家標準の一つです。略称JIS(ジス) 2019年までは日本工業規格と呼ばれてきましたが、法改正に伴い2019年7月1日より改称されました。 最新のJIS規格の確認方法としては、日本産業標準調査会(JISC)のサイト、JISハンドブック、国立国会図書館にて規格資料を確認することができます。 最新の日本産業規格は基本的に国際標準化規格 略称ISO(International Organization for Standardization)の内容を変更することなく和訳したものとなっています。(例 ISO9001→JIS Q 9001)
国際標準化機構(International Organization for Standardization)
国際標準化機構 略称ISOは、1947年2月23日に設立され、各国の国家標準化団体で構成される非政府組織でスイス・ジュネーブに本部を置く、スイス民法による非営利法人です。
ISOは国際間での取引を円滑にするために共通の基準を設定することであり、ISOが定めているものがISO規格となります。
ISO規格の中には「モノ規格」と「品質マネジメント規格」が存在しており、番号にて整理されています。
製品そのものを対象とするモノ規格は、公共の非常口マーク、ネジやボルトなどの部品、コンセントプラグ等が当てはまります。
一方、マネジメントシステム規格は全部で8種類存在し、組織内でISO規格に則ったルールを作り、組織内の目標を達成するために組織を適切に指揮・管理する仕組みに関する国際的な基準を指します。