半球(熱間成形)

ケーシング

板厚:62㎜~134㎜
材質:SB480など
工程:材料支給~素材切断~素材加熱~熱間プレス~ショットブラスト~仕上切断~防錆塗料塗布~寸法検査~客先納入まで
本製品は火力発電所や製鉄所に設置される高温・高圧型の循環ポンプに使用されるケーシングです。
最大板厚134㎜にもなる極厚板を使用する為、社内に加熱炉を設備している厚板プレス工業だから曲げ加工可能な製品であります。
素材を900℃まで加熱炉で加熱し、真っ赤に熱された素材の半球絞り加工を行います。
熱間加工は素材が冷えてしまうと加工が行えなくなってしまう為、常に時間との戦いとなり、スピーディーな加工が求められます。

熱間加工後は穴加工を行い、ショットブラスト、防錆塗装にて仕上げます。

 

弊社は加熱炉を設備しているので、極厚の曲げ加工や曲げ加工率が非常に高い製品でも厚板プレス工業は加工可能です。

極厚板の曲げ加工にお困りの際は是非、一度お問合せ下さい
加熱炉から出された本製品の素材です。

 

【熱間加工】

熱することで素材を柔らかくし、Rが小さい製品や、極厚板の絞り加工を行う際に採用される加工方法です。

ただし、素材特性によっては熱間加工後に熱処理が必要な場合があります。