角丸管

横風試験機/異形管

材質:SS400
板厚:9㎜
寸法:φ2700×□2100/2950×H3020
工程:材料自給~原寸展開・検査型製作~素材罫書・切断
冷間プレス加工~仕上罫書・切断~開先加工
組立・溶接~表面手入れ~寸法検査(客先立会検査含む)~塗装~納入まで

本製品は本社工場で製作した角丸管です。
工程を確認して頂く通り、曲げ加工のみではなく、本体に付くリブやフランジ、マンホール蓋(ヒンジの取付も行いました)などの製缶・溶接作業や塗装(膜厚検査含む)まで行い、完成品として出荷した製品となります。
最終工程にて本製品を含む5ブロックの全体組立が行う為、高い精度と溶接歪みを制御技術が求められる非常に難易度の高い製品です。
溶接外観や塗装仕様も厳しく、管理能力を集大成した案件でした。
近年は単品加工(曲げ加工のみ、製缶・溶接のみなど)の発注形態がどんどん少なくなってきております。
当社では本案件のような曲げ加工以外の付帯工事も弊社管理の下、対応することが可能です。
一気通貫で対応することによって、品質責任範囲の明確化や横持費用低減、納期圧縮など様々なメリットをご提供することが可能です。
(左記は塗装前の角丸管です)

 

 

【横風安定試験】

横から受ける風に対してどの程度の安定性を保つことが出来るかを評価する試験です。
試験は風速・風速幅などを一定に設定した上で実施されます。
また、同等の状況下においての安定性そのものは横風安定性と呼ばれボディの有する形状による影響が比較的大きいとされています。